葉身分析センターより 【2011年7月10日 準備不足で夏に突入か・・・目標値「夏」へ切り替え】 

気象庁は7月9日、関東甲信・九州北部・北陸の各地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。 関東甲信地方は平年より12日早く、昨年よりも8日早い梅雨明けです。

今年の梅雨入りは関東・東海地方では5月27日と観測史上2番目の早さでしたが、6月下旬から暑い日が続き、夏至の22日には各地で今年初めて35℃以上の「猛暑日」となりました。 七夕前には少し暑さが緩んだのですが、7月8日には各地で35℃越えの厳しい暑さなり、そのまま梅雨が明けてしまいました。
遅く短い春→早い入梅→早い梅雨明けと、ベントにとっては、生育適期が短かったことになるかも知れません。 葉身分析の目標値のほうも、今年は「早春」への切り替えは3/26、「春」へは去年より一ヶ月近く遅い5/3、梅雨入りは去年より1週間ほど早い6/8、そして梅雨明けも去年より1週間程度早い7/10、と言うことになります。

では、この間の葉身分析値を見てみましょう。

動き出しが遅かったN・Pはおおよそ前記のような「季節のズレ」で説明できる感じですが、カリはずっと低くて7月初旬に急降下、フルクタンも7月頭には過去最低レベルなのが気になります。 春からのシワ寄せが、炭水化物不足→根へのエネルギー分配減少の形で出てるのかもしれません。 地域別では本日(7/10)現在、関東・中国・東海が先行して低下、北海道と東北はまだ高めですが、これからぐっと落ちるかも・・・。
と、言うわけで目標値は夏に切り替えです。

管理のほうも、「炭水化物収支が赤字」「貯蔵養分が少ない」を前提に、各場のベントの体力に合わせた作業をお願いします。(詳しくは、「ベントグリーンを夏越しさせる8つのステップ」Step4Step5をご参照下さい。)

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