「飛躍の年でもあり、一方で社会が大崩壊する」のが特徴と言われてきた卯年ですが、過去の卯年に大惨事となった「安政の大地震、浅間山の大噴火」も比較にならない東日本大震災と、対策すらない放射能汚染という国の将来に大きな不安をもつ災害の卯年となってしまいました。
様々な不安を抱えての「辰年」ですが、辰年とは、辰の方位は「東南東」。辰の時刻は「午前7~9時」、新暦では「4月」ということで「様々な事象が始まる時点」であり、辰年は「新しい物事が始まる年」という見方がされています。
過去の辰年で大きな事件を振り返ると1868年の明治維新、1964年の新幹線開通と東京オリンピック、1988年バブル景気が始まるなど「新しい物事が始まる年」を裏付ける事例がありますが、2012年は明治維新から12年周期が12回経過した年になります。
又 マヤ歴では2012年の冬至頃での終末論もささやかれています。
このような流れから2012年は長引く経済の低迷、東日本大震災、原発事故がきっかけとなって「明治維新」のごとく新しい流れがスタートするのではないでしょうか。