雨の話 6

■雨の成分(3)■

<窒素>
大気通に溶け込む硝酸イオンは排ガス中の窒素酸化物が酸化することで生じる。
雷の多い年は作物がよく取れるというが、これは大気中の窒素ガスが酸化されて、
雨水に溶けて降るから。空気から窒素肥料を作り出すハーバー・ボッシュ法のよ
うな感じだろうか。もっとも、この話は定量されているがどうかはよくわからな
いので、その意味は雷が多く起こる年は晴天が多く、日当たりが良いから作物が
よく取れるであるかもしれない。

気象庁のHPのデータでは200mg/㎡前後の硝酸イオンが降下しているようだ。

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