【葉身分析センターより 2014年3月17日 その2】 春の動き出しの兆候をお見逃しなく!

〔このブログは、東洋グリーン葉身分析をご利用のお客様に3月17日にお送りした『傾向と対策』・『葉身分析Weekly!』を、再構成したものです〕

 

【葉身分析センターより 2014年3月17日 その2】 春の動き出しの兆候をお見逃しなく!

 

「2014年3月17日 その1」でもご紹介しましたが、今年は2月と3月の前半の寒さの影響か、植物の動き出しは少しスロースタートな感じがします。

ふきのとう 20140303

写真は千葉の自宅の近くで顔を出していた蕗の薹(ふきのとう)。 会社の近くの公園の沈丁花も3月3日開花と、少し遅めです。

沈丁花20140304

ただ、ここからの変化には気を付けなければなりません。 一昨年(2012年)は3月下旬まで低温が続いたのですが、その後は一気に春が来て、ウメとジンチョウゲとレンギョウとコブシとサクラが同時に咲くような、にぎやかな状態になりました。 今年も今週からは暖かくなるとの予報。 いよいよ春の作業も本格化でしょうか。

葉身分析では、ベントの春の動き出しは、リンやカリウムの上昇(=根の活性上昇)や、それに次ぐフルクタンの低下(=地上部の動き出し)が目印になります。 現場での注意深い観察と併せ、春の作業のタイミングを確実に見極めてください。(詳しくは「ベントグリーンを夏越しさせる8つのステップ」の『Step 1』をご参照ください。)

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