春になると田んぼの畔や林の切れ目、ゴルフ場のラフなど、やや湿気のある場所に「にょきにょき」と立ち上がってくる細いたけのこの様な草です。「スカンポ」と言った方がわかりやすいかもしれません。節のある茎の中が中空になっているため、折ると「ポコッ!ポコッ!」と音がするのでこの名前が付いたようです。
若い芽は水気が多く外遊びで渇いたのどを潤してくれたり、水車などを作って遊んだ方もおられるでしょう。
タデ科の多年草。日本全国、台湾、中国などアジアに広く分布します。春に出た芽は勢い良く伸び、2mになることもあります。雌雄異株で夏に白、赤みを帯びた小さな花をたくさん付けます。