こないだスズメの雛を見つけた路地は、名前を「大門通り」といいます。
「だいもん通り」ではなく「おおもん通り」と読む、今ではさほど広くないこの通りは、実は、『元吉原』(江戸開府後に最初に作られた幕府公認遊郭)の名残。(そのお話は、またいずれ・・・・)
で、この大門通りと「甘酒横丁」との角に、一本の立派な桜の木があります。ソメイヨシノよりちょっと遅れて咲くこの桜、明るめのぼってりとしたボリュームのある花がとても綺麗で、毎年、目を楽しませてくれます。
ただ、あまり他では見ない品種なので、なんという名前か、ずっと気になってました。そしたら先日、名前を書いた札がかかってまして・・・・
え・・・? イチョウ? 銀杏なの?
・・・・落ち着いてよく読んだら、「イチヨウ(一葉)」という品種の桜でした。
疑問が一つ解けて、ちょっと、いい気分。