【葉身分析センターより 2014年7月19日】 目標値を「夏」に切り替え、目標値も改訂します。

〔このブログは、東洋グリーン葉身分析をご利用のお客様に7月19日にお送りした『傾向と対策』・『葉身分析Weekly!』を、再構成したものです〕

 

【葉身分析センターより 2014年7月19日】 目標値を「夏」に切り替え、目標値も改訂します。

これを書いている時点では、気象庁からの梅雨明け宣言は、沖縄と九州南部にしか出ていませんが、葉身分析の目標値はひと足早く「夏」に切り替えます。

梅雨明け宣言が出ていないところでも、各地で今日も30℃越えの蒸し暑い日になっています。 今週の葉身分析値を見ると、フルクタンはこれまで高かった東北・甲信越でも明確な低下、全国平均も下がってきています。 葉身中のカリウムはまだ「持ちこたえている」といった感じです。 おそらく、土壌の水はけ確保=根への酸素供給を徹底している現場が増えているおかげで低下が防がれているということもあるのでしょうが、この暑さとフルクタンから見ると、まもなく炭水化物不足=根へ分配されるエネルギー不足が本格化して、根の活性低下→カリウムの低下が始まることが懸念されます。 というわけで、目標値を「夏」に切り替えます。

また、今回から目標値も改訂します。 葉身分析の「TG目標値」を最初に定めたのは2002年、「目安になるものが欲しい」という現場のご要望に答えたものでした。 当時は、まだわが国のゴルフ場での葉身分析のデータが少なく、弊社で測定を開始した1999年以降のデータの分布や、その時のグリーンの状態についての情報を元に、手探りで設定しました。 その後、Mg・フルクタンの測定開始や、現場の皆様のご協力で多くの知見の蓄積が進むにつれて目標値も改訂、今回が3回目の改訂になります。

今回の改訂は、「早春の一山」「梅雨~夏の窒素暴発の防止」といった管理上の知見の取り込みが主眼です。 詳しくは今後リリースする、「ベントグリーンを夏越しさせる9つのステップ」(2014改訂版)でご紹介する予定です。

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