芽数を数えているとグリーンが見える 番外編

怪しいものじゃありません!」その後

新幹線の中で不審尋問されたら、どうしよう?という仮定で書いたら、「捕まったのか?」などと反響があったらしい。それだけ描写が真に迫っていたって事?
喜ぶべきか?

ま、それはさておき、三重県に出張する仕事が入った。
そのコースでは、去年まで安心して放っておくことが出来たグリーンが、今年、突然悪くなったと言う。・・・原因を知りたいと。
別のセクションの二人も現地で合流することになり、道具は数種類送っておいてくれると言う。手荷物はぐっと少なくなる。重たいキャリーバッグは引きずって行かなくても大丈夫だ。芽数計測はパスだから、凶器?は無い。
でも、GPSを使って水分含量の分布図を作る器械は、軽いけど、ちょっと大きい。知らない人が見たら、怪しい物体だ。でも、専用ケースがある。
ギターケースに見えなくもない。これに、他の道具を詰め込めば、誰も、不審者とは見ないだろう。名称未設定 1

ただ、作業服を着た60過ぎのおっさんが、ギターケース持って新幹線に乗っていると、いい歳をしたオヤジが何をいきがっているのだ、と思われかねない。・・・思い過ごしか?

当日は名古屋で近鉄電車に乗り換え、現地の駅には11時合流、と打ち合わせてある。とにかく早く着けばそれに越したことはない。
東京駅から発車寸前の「のぞみ」に飛び乗り、無事、名古屋着。何のトラブルも無かった。
近鉄の特急券を買う。発車までには、余裕がある。快調。無事11時前、目的の駅に到着。 ホームの階段を降りようとしたら、相方もやってくる。なんだ、同じ列車だったのか。
駅前で、更に一人合流し、迎えの車に乗って、現地のゴルフ場へ。

午後から、作業開始。対比するために、環境が良くて好調なグリーンから計測。
そして、問題の不調グリーンを計測。
排水がダメになったわけではなく、エアレーションの深さが中途半端で、そこまでの層が水をもってしまったのではないかと・・・。あとは色々測ったデータを持ち帰り、原因を探ってみることに。

作業が終わると、早くも17時過ぎ。日は傾いて暗くなってきた。名古屋に行くには、遅くとも18時ちょい過ぎの特急に乗らないと間に合わない。
慌てて荷物をまとめ、二人、車で送って貰う。一人は現地残留だ。
渋滞する時間帯だったが、幸い18時前に駅に着き、18時17分発車の特急券が買えた。ホームで待機。

「間もなく、18時17分発 名古屋行きが到着します。」のアナウンス。ふと、隣のホームを見ると、「18時17分 名古屋」とある。
「えっ?」こっちのホームは「18時17分 上本町」だ。いかん、大きな勘違い。
不慣れな駅だと、上下線がどちらなのか分からない。同じ時刻ってのはないだろう!
慌てて、相方と階段を駆け下り、駆け上がる。目の前の乗降口に飛び乗る。途端に発車。間一髪だった。
気が付かなかったら、その日の内に東京にはたどり着けなかった。発車時間だけ見て安心していたんじゃ、ダメだ。目的の方向を確かめなくては・・・。

怪しい者には見られなかったが、とんだところで、とんだ大汗かいた。

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芽数を数えているとグリーンが見える 番外編 への1件のフィードバック

  1. nisitani のコメント:

    お疲れ様です。
    私は山中式硬度計、土壌サンプラー、透水測定器をもってタイに行ったことが
    あります。
    人相が悪くないので全然心配しませんでした。問題も出ませんでした。

    名古屋からの近鉄特急は静かに入って静かに出ていくので注意が必要です。
    携帯を見てたら特急が出てしまったことがあります。

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