【葉身分析センターより 2016年2月12日 その1】 ここまでは乗り越えたようですが・・・油断は大敵、今年の冬。

〔このブログは、東洋グリーン葉身分析をご利用のお客様に2月12日にお送りした『傾向と対策』・『葉身分析Weekly!』を、再構成したものです。 最新の情報に比べて半月~1か月程度のタイムラグが生じていることがあります(・・・・詳しくは、こちら)〕

 

【葉身分析センターより 2016年2月12日 その1】 ここまでは乗り越えたようですが・・・油断は大敵、今年の冬。

昨年の11月下旬からの、暖冬とその後の記録的な大雪、不順な温度変化。 その影響を確認してみましょう。まずは前回に続き、東京の12~3月の毎日の気温を、平年値と今シーズンで比較したグラフです。

東京の毎日の気温(2015年12月~2016年2月と平年値)

去年の12月には平年の11月並みの異常な高温に見舞われています。実はこの時、12月下旬にはフルクタンが下がっています。 通常はいちばんフルクタンが高まる時期ですので、異常な状態です。 温度が高いために、葉の生長と呼吸で体内の炭水化物が消費されたのでしょう。

しかしそのあと1月中旬になると、日平均気温が10℃を切るところまで落ちています。フルクタンのほうも、温度が下がったために、本来の晩秋期施肥のメカニズム(光合成で作られた炭水化物が葉の生長にも呼吸にも使われずに蓄積される)が働いたのでしょう、1月下旬以降はフルクタンが急反発し、平年並みになっています。

冬はサンプル数が少ないので平均値も振れやすく、この結果から断言するのは難しいですが、2月初旬の値も安定しており、現時点でのベントの体内状態は平年並みに戻っているところが多いようです。

一方、梅や沈丁花の開花は、平年よりかなり早く進んでいます。 暮れの高温の記憶でしょうか。 ベントも、そうかもしれません。

例年だと根が動き出してフルクタンが減り始める「早春」への切り替えは3月初旬~中旬。  この分だと、早いところでは2月下旬には動き出すかもしれません。

ぜひ、ご自分の場のベントがうまく冬を越せているかどうか、そして今どんな状態か、葉身分析と現場での観察で、ご確認いただきたいと思います。

詳しくは「ベントグリーンを夏越しさせる9つのステップ」の『STEP 9 冬』をご参考ください。

 

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