番外編ばかり調子に乗って書いていたら、とうとうボツになった。
真面目に書かなくては。
圃場にしているグリーンに肥料を撒いた。あまり手を掛けずにいたので、床土の肥料分が少ないようだ。
肥料をやっても、すぐ色褪せして来る。梅雨も間近、夏前の最後の粒肥をやろう。
水の抜けが悪い。散水しても、すぐ水が溜まってしまう。エアレーションしないと。
もう少し肥料を溶かしたいので、時間を空けて散水しよう。
この間、ケラがいたので殺虫剤を撒いたら、翌日ムネアカセンチコガネが転がっていた。可哀相な事をした。
最終組のお客さん達は6番ホールまで行っている。
このコースは、歩いたこと無いから、1番ティーに作業車を停めて、圃場までの5ホールを歩こう。

コースのフェンスに近い所を、猫が歩いている。どうやら、お決まりの散歩道のようだ。獲物でもいるのか?
このコースは、ベントと高麗の2グリーンだ。以前なら、半々に使っていただろうけれど、この御時勢、高麗グリーンはベントグリーンの更新作業をするとき以外は使われない。
手間をかけることが少ないので、芝の密度は低くなってしまう。
殺菌もほとんどしていないから、立派なフェアリーリングが育っている。もう少し、手を掛けてやらなくては。
調整池と言うか、鑑賞池と言うか、もう少し綺麗にしないとね。

あれ、何かが動いている。
ザリガニではないか。背泳ぎのスタートでもする心算か。
朽ちた杭のどれにもくっついている。子供らが見たら、取り放題だな。
このホールのグリーンはカタビラだけでなく、苔も多い。
いや違う、ツメクサだ。紛らわしい。早く退治をしなくては。
あ、カブトムシの死骸が散らばっている。5月末にカブトムシ!?
やっぱ、温暖化か?
折角出て来たのに、カラスにやられたようだ。腹だけ食われているので、まだ生きている。食物連鎖の一環と言う事で、納得しよう。

コース外の田んぼの脇に何かが。
タヌキかと思えば、ハクビシンでもなさそう。あなぐまとは違う。痩せたアライグマか?畦道で何を捜しているのだ?

もう一度、ナセリに水を撒いて・・・
そして、今日もゴルフ場は暮れてゆく。